痴漢抑止バッジのコンテスト開催 最優秀賞に宮崎の高校2年男子

最優秀賞を受賞した江口翔太さん。左は痴漢抑止活動センター代表理事の松永弥生さん=2019年12月、東京都千代田区(Hal Photo Works提供)

 痴漢被害の抑止を狙う缶バッジのデザインコンテストが11日までに開かれ、宮崎県立佐土原高産業デザイン科2年の江口翔太さん(17)が最優秀賞を受賞した。全国から寄せられた581作品のうち、約3割が男性の応募だった。

 主催した一般社団法人痴漢抑止活動センター(大阪)の代表理事松永弥生さんは「男女を問わず、コンテストが痴漢被害の問題に関心を持つきっかけとなれば」と話している。最優秀賞などに選ばれた5作品は3月に商品化される予定。

 江口さんの作品は、スカートをめくろうとしているカワウソをモチーフに「カワいくても許されません」といった言葉を添えた。


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