カジノ管理委が発足 業者監督、依存症対策も

 統合型リゾート施設(IR)のカジノ規制を担うカジノ管理委員会が7日、内閣府の外局として発足した。運営事業者を監督し、マネーロンダリング(資金洗浄)やギャンブル依存症の対策も担う。IR開業は2020年代半ばと見込まれ、当面は施設運営のルール作りを進める。10日に初会合を開く。IR事業に絡む汚職事件を受け、公正な運営の徹底が課題となる。

 IRは全国で最大3カ所を整備する。政府は21年1月から計画を受け付ける予定で、既に横浜市、大阪府・市、和歌山県、長崎県が誘致を表明している。

 管理委はIR整備法に基づき設置された。


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