白鵬、稽古納めで好調アピール 強い当たり、若々しく

炎鵬(右)と稽古する白鵬=東京都墨田区の宮城野部屋

 大相撲で2場所連続44度目の優勝を目指す横綱白鵬は27日、東京都墨田区の宮城野部屋で今年の稽古納めをした。28日に部屋の餅つきを控えているため、1年の総括はしなかったが「体は切れているし、いい感触はあった。明日(28日)が本場所でも大丈夫」と初場所(来年1月12日初日・両国国技館)へ向け、好調をアピールした。

 当初は四股、てっぽうなど基礎運動にとどめる予定だった。だが、立ち合いの確認で熱を帯び、体も紅潮して最後は強く当たって締めくくった。「当たるのは来年と思ったが、体が温まってきたから当たってしまいましたね」と若々しかった。


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