2019年12月22日 23:08 | 無料公開
22日、米ニューメキシコ州の砂漠地帯に着陸したボーイングの新型有人宇宙船スターライナー(NASAテレビから)
【ワシントン共同】無人試験飛行時のエンジン制御失敗で国際宇宙ステーションへの接続を断念した、米ボーイングの新型有人宇宙船「スターライナー」が22日、ニューメキシコ州の砂漠地帯に着陸した。計画では着陸は28日の予定だった。
宇宙船は上空で三つのパラシュートを広げ、機体下部のエアバッグを開いてゆっくり着陸した。
ボーイングと米航空宇宙局(NASA)は、エンジン制御の失敗は自動運転のタイマーの不具合が原因とみており、詳しく調べる。スターライナーは20日、人体への負荷などのデータを集めるマネキンを載せてフロリダ州から打ち上げられた。