大相撲の冬巡業、沖縄で終了 皆勤の白鵬「気分がいい」

松鳳山(手前)と稽古する横綱白鵬=沖縄県うるま市

 大相撲の冬巡業は15日、沖縄県うるま市で11日間の全日程を終了した。今年の巡業は皆勤となった横綱白鵬は「最後に暖かい場所(沖縄)での一年納め。気分がいい」と満足げな表情で話した。

 稽古では激しい動きが持ち味の平幕松鳳山を指名して8戦全勝。足技や投げなど多彩な攻めで圧倒し「相手はスピードもあるし、相撲勘を意識した。たくさんのお客さんに来ていただいたから、見せる稽古も意識した」とうなずいた。

 九州場所を腰痛のため全休した横綱鶴竜は患部の状態を見ながら慎重に稽古を重ねてきた。初場所に向け「まだ4週間ほどあるし大丈夫だと思う。やることをやっていく」と引き締めた。


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