大阪自民党、都構想なお賛否 26日までの一本化に向け協議

 大阪市を廃止して特別区を設置し、大阪府と共に行政機能を再編する「大阪都構想」を巡り、自民党の府議団と市議団は13日、大阪市内で賛否を協議した。市議団は反対の立場を明確にするよう主張したが、府議団には賛成派も多く、一致しなかった。府連幹事長の多賀谷俊史市議は「一本化に向けて話し合い、26日までに(見解を)まとめたい」と話した。

 自民党府連は都構想に強く反対してきたが、4月の統一地方選で推進派の大阪維新の会に大敗。選挙結果を受け「住民投票の実施には賛成」と態度を軟化したものの、都構想自体への賛否は意見調整が難航し、対応決定を先送りしてきた。


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