中東派遣の閣議決定案了承、自民 海上警備行動発令を明記

 自民党は13日、国防部会などの合同会議を党本部で開き、政府が提示した海上自衛隊中東派遣に関する閣議決定案を了承した。不測の事態が発生した場合は「海上警備行動を発令して対応する。迅速な意思決定に努める」と明記。保護する船舶は、個別状況に応じて対応するとして外国籍船も対象に含める余地を残した。閣議決定時と活動終了時に国会に報告。活動期間は1年程度とし、訓練などを含め年内から活動を始める。23日に閣議決定する方向だ。

 閣議決定案では、中東における日本関係船舶の航行の安全確保について「非常に重要だ」と強調している。


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