2019年12月12日 21:38 | 無料公開
中央経済工作会議で演説する中国の習近平国家主席=北京(新華社=共同)
【北京共同】中国共産党・政府は10〜12日に、2020年の経済政策を議論する中央経済工作会議を開催。積極的な財政政策を継続して景気を下支えし、経済の「安定を堅持する」ことを基本方針に掲げた。国営通信の新華社が伝えた。
米中貿易摩擦を念頭に「国内外のリスクが顕著に増大している複雑な情勢」であることを認め、中小企業の支援や国民生活の保障を優先課題に掲げた。今年大きな問題となった豚肉価格の安定化に言及。金融政策に関しても安定を維持すると強調した。
20年の経済成長率目標についても議論したとみられる。