核ごみ処分研究の延長容認 北海道幌延町議会で町長

研究の延長容認について説明する北海道幌延町の野々村仁町長=9日午前、幌延町役場

 北海道幌延町で9日、町議会定例会が開会した。野々村仁町長は、高レベル放射性廃棄物(核のごみ)を地下に埋める地層処分の手法を調査する「幌延深地層研究センター」(同町)の研究期間を2028年度末ごろまで延長する新計画案の容認を表明した。

 新計画案は日本原子力研究開発機構が今年8月、道と幌延町に提出。6日には機構の児玉敏雄理事長が道庁で鈴木直道知事と野々村町長と面談し、最終処分場にしないことなど、00年に締結した3者協定を順守する点を追記した新計画案を改めて道と町に提出した。


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