臨時国会、9日に会期末 桜見る会巡り野党延長要求

 臨時国会は9日に会期末を迎える。野党は、首相主催の「桜を見る会」を巡り多くの疑問が残っているとして、異例となる40日間の会期延長を大島理森衆院議長に申し入れる予定だ。安倍晋三首相が説明責任を果たしていないとして内閣不信任決議案の提出も視野に入れる。政府、与党は日米貿易協定など重視した法案、条約の処理を終えており、延長には応じない方針。国会での桜を見る会の追及は来年1月の通常国会に持ち越される。

 立憲民主、国民民主、社民の3党などは10月4日の臨時国会召集直前に統一会派を結成。共産党とも連携し、序盤は関西電力役員らの金品受領問題などで政府の姿勢をただした。


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