東証反発、米中協議の進展に期待 上げ幅一時200円超

 5日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。米中貿易協議の進展を改めて期待する買い注文が先行した。上げ幅は一時200円を超えた。

 午前終値は前日終値比159円76銭高の2万3294円99銭。東証株価指数(TOPIX)は5・94ポイント高の1709・21。

 前日の4日の平均株価は、トランプ米大統領が米中協議の合意先送りをほのめかしたとして、終値が244円安となった。5日は一転し、米中の部分合意が近いとの米メディア報道を受け、企業業績に打撃を及ぼす貿易摩擦が和らぐとの観測が強まり、製造業を中心に幅広い銘柄が買われた。


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