名古屋の小5現金要求「いじめ」 10万〜20万円、飲食代に

名古屋市役所で記者会見する市教委の担当者=2日午後

 名古屋市の市立小学校に通う5年の男児が複数の同級生から多額の現金を要求されていた問題を受け、市教育委員会は2日、男児に対する要求行為について「いじめと判断している」と明らかにした。市教委は当初、現金を約20万円と説明していたが、約10万〜20万円と修正した。

 市教委によると、持ち出した男児と同級生が商業施設内のフードコートで飲食代などに使っていた。男児は今年8〜10月、同級生6人から「お金ちょうだい」「持って来ないとのけ者にする」などと言われ、自宅にあった500円玉用の貯金箱から十数回にわたり現金を持ち出した。


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