野党、首相地元・山口の調査終了 国会閉会でも「逃がさず」

 首相主催の「桜を見る会」を巡る野党の追及本部メンバーは2日、安倍晋三首相の地元・山口県下関市での現地調査を終えた。視察後、事務局長を務める立憲民主党の黒岩宇洋氏は記者団に「国会は9日に閉会するだろうが、首相を逃がさない。来年の通常国会まで疑惑、事実を積み上げ、一気にぶつける」と調査を続ける方針を強調した。

 同時に「なかなか情報が出ず、この町は首相のプレッシャーに押しつぶされそうだというのがよく分かった」と述べ、1日から2日間にわたった調査を振り返った。

 2日は首相の支援者が桜を見る会に参加したツアーを手配した旅行会社を訪問した。


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