アメフト、日大が上位リーグ復帰 悪質反則問題で揺れるも

来季の上位リーグ復帰を決め、笑顔で写真に納まる日本大の宮川泰介選手(91)ら=1日、横浜スタジアム

 悪質反則問題で揺れた日本大アメリカンフットボール部は1日、横浜市の横浜スタジアムで行われた関東大学1部下位リーグで桜美林大に48―27で勝って7戦全勝で優勝し、来季の上位リーグ復帰を決めた。

 昨年5月に関西学院大との定期戦で危険なタックルをして相手選手を負傷させ、昨季は出場資格停止処分を受けてリーグ戦に出場できなかった。今春に処分が解け、下位リーグから再出発した。

 反則の当事者だった4年生の宮川泰介選手は不起訴となったことを受けて11月半ばに戦列復帰。試合後は仲間と「ありがとう」と声を掛け合いながら抱き合い「多くの人に迷惑をかけた」と話した。


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