プラス、ぺんてる支援を正式表明 コクヨの敵対的買収に対抗

 文具大手のプラス(東京)は21日、同業のコクヨによるぺんてる(東京)の敵対的な買収計画に対抗し、ぺんてるの要請を受けて支援すると正式表明した。プラスは「ホワイトナイト(白馬の騎士)」となる格好で、コクヨのぺんてる子会社化計画に徹底抗戦する構えだ。

 プラスはぺんてるの株主に対して1株3500円で株式を買い付けていることを明らかにした。期限は12月10日まで。取得上限は33・4%で、ぺんてるの独立性を守るため最低でも20%を取得したい考えだ。

 プラスはこれまで「ぺんてると当社が協議をしたのは事実だが、詳細は控える」など支援の具体策について言及を避けていた。


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