囲碁の新女流棋戦が発足 女流名人戦は休止

 囲碁の日本棋院は21日、新棋戦「博多・カマチ杯女流オープン戦」の開催と、女流名人戦の休止を発表した。女流棋戦は、女流本因坊、女流立葵杯、女流棋聖、扇興杯と合わせ、変わらず五つとなる。

 博多・カマチ杯は日本棋院および関西棋院の女流棋士と主催者推薦者が出場し、トーナメントで優勝者を決める。優勝賞金は700万円。12月に予選を開始し、来年4月に福岡市で決勝が行われる。

 また、女流名人戦は第32期が休止となり、現タイトル保持者の藤沢里菜女流名人の在位期間は来年3月までとなる。日本棋院は休止の理由を「諸般の事情」としている。


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