世界水準の水泳会場がお目見え 東京都が五輪新設施設を公開

報道陣に公開された「東京アクアティクスセンター」=21日午後、東京都江東区

 東京都は21日、2020年東京五輪・パラリンピックに向けて建設中の2施設を公開した。水泳会場の「東京アクアティクスセンター」(江東区)は工事が全体の9割まで終了。距離や深さを調節するためプールの壁や床が可動し、世界最高水準の仕様を備えた大規模な競技場が来年2月に完成する見込みだ。

 センターは地上4階、地下1階で大会時の客席は約1万5千席。メインプールとサブプールはいずれも50メートルのコースを10レーン確保でき、飛び込み用のプールも設けた。整備費は都の新設会場6カ所のうち最大となる約567億円。


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