札幌の五輪マラソン、7時号砲案 6時から変更浮上、暑さ軽減で

東京五輪男女マラソンの発着点となる札幌市の大通公園

 札幌開催が決まった2020年東京五輪の男女マラソンのスタート時刻を、午前7時とする案が浮上していることが20日、関係者への取材で分かった。東京開催の従来の計画では厳しい暑さを考慮して午前6時号砲の予定だったが、札幌は暑さの軽減が見込め、沿道を訪れる人々の観戦しやすさを考慮すると7時の方が望ましいとの意見が出ている。大会組織委員会などは変更せずに6時とする案も含め、慎重に検討を進めるとみられる。

 マラソンのスタート時刻は招致段階の計画では午前7時半だった。その後、暑さ対策の重要性が高まったことから、7時に早め、さらに6時に前倒しした経緯がある。


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