大河出演者の逮捕に「大変遺憾」 NHK総局長、対応検討

 来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に出演予定だった女優の沢尻エリカ容疑者(33)が麻薬取締法違反の疑いで逮捕された事件を受け、NHKの木田幸紀放送総局長は20日の定例会見で「大変遺憾。捜査状況を見ながら(対応の)検討を進めている」と述べた。

 関係者によると、NHKは代役で撮り直す方針。木田総局長は「受信料で成り立つNHKとしては反社会的行為は容認できないというのが基本的な考え方」と語り、俳優の相次ぐ薬物事件を受け「所属事務所を通じて事前に確認しているが、それでも起きている。さらに対応を検討する必要がある」とした。


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