軍事支援凍結「大統領側近指示」 ウクライナ疑惑弾劾公聴会で高官

19日、米ワシントンで開かれた下院情報特別委員会の公聴会で宣誓するペンス副大統領の外交顧問ウィリアムズ氏(左)とビンドマン陸軍中佐(AP=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領のウクライナ疑惑を巡る議会弾劾調査で、国家安全保障会議(NSC)でウクライナ問題を担当するビンドマン陸軍中佐が19日、下院情報特別委員会の公聴会で、トランプ氏がウクライナ側に政敵の民主党バイデン前副大統領関連の捜査を要求したのは「不適切だ」と公開証言した。

 同時に、トランプ氏の顧問弁護士ジュリアーニ氏とウクライナの前検事総長が協力して「米国のウクライナ外交を損ねていた」と語った。ペンス副大統領の外交顧問を務めるウィリアムズ氏はウクライナへの軍事支援の一時凍結はマルバニー大統領首席補佐官代行の指示と聞いたと証言した。


  • LINEで送る