2019年11月19日 17:06 | 無料公開
トヨタ自動車の北米本社=テキサス州プレイノ(共同)
【ロサンゼルス共同】自動車の排ガス基準の独自規制を巡り米連邦政府と争っている西部カリフォルニア州のニューサム知事は18日までに、トランプ政権を支持する立場を示したトヨタ自動車や米GMなどの大手メーカーからの公用車購入を来年1月から停止する考えを明らかにした。
カリフォルニア州は一方で、州が定めた自動車の排ガス基準を順守するホンダやフォード・モーターなどのメーカーからは公用車購入を続ける方針。
環境保護に消極的なトランプ大統領に対し、カリフォルニア州は司法の場で争うなど激しく対立。公用車購入停止も政権への「意趣返し」の意味合いが強いとみられる。