中国上空で揺れ、乗客骨折 成田発の全日空便

 国土交通省は18日、エアージャパンが運航する成田発中国・成都行き全日空947便ボーイング767が13日深夜、中国の上空で揺れ、乗客1人が左足の甲を骨折する重傷を負ったと明らかにした。同省は航空事故に認定した。発生場所は中国領空のため、中国の航空当局が原因調査をするかどうか判断する。

 国交省によると、同機は13日午後5時50分ごろ成田を出発。午後10時55分ごろ、成都の東約160キロの上空約8500メートルで揺れた。乗客乗員計149人が搭乗し、負傷した乗客はトイレの近くで転倒したという。飛行を継続し、約25分後に成都の空港に着陸した。


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