丸紅、ロケットベンチャーに出資 民間で宇宙到達のインターステラ

 丸紅は11日、小型ロケット開発ベンチャーの「インターステラテクノロジズ」(北海道大樹町)と資本提携を結んだと発表した。同社は5月に民間単独で開発したロケットとして日本で初めて宇宙空間に到達した。丸紅は開発支援を強化して、需要が期待できる小型衛星打ち上げの早期実用化を後押しする。

 出資額は非公表だが、数億円とみられる。インターステラは実業家の堀江貴文氏らが2003年に設立。今年5月に小型ロケット「MOMO(モモ)」3号機が宇宙空間に到達し話題となった。

 丸紅は16年に業務提携を結んでおり、新株予約権を行使し出資した。新たに取締役も1人派遣し関係を強化する。


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