雪下ろしの男性転落死、北海道 士別市の公共施設

事件があった民家(上)とその周辺を調べる捜査員=8日午後4時45分、東京都東久留米市

 9日午後1時25分ごろ、北海道士別市西1条8丁目にある「市生涯学習情報センターいぶき」近くの路上で、同市大通北9丁目の会社員牧岡圭介さん(42)が倒れているのを通行人が見つけた。士別署によると、牧岡さんは病院で死亡が確認された。署は屋上の雪下ろし作業中に転落したとみて状況を調べている。

 施設や署によると、施設は3階建てで、高さ約12メートルの屋上には20〜30センチ程度の積雪があった。牧岡さんは市が委託した施設の改修工事の作業員で、仲間の男性3人と午前10時ごろから屋上で雪下ろしをしていた。3人はヘルメットをかぶっていたが命綱はなかった。


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