2019年11月7日 22:33 | 無料公開
首里城(那覇市)で300年前に始まった沖縄の歌舞劇「組踊」の公演が7日、東京都内で開かれ、正殿などが焼失した城の復元に向け、出演者らが寄付を呼び掛けた。
劇場ロビーに募金箱を設置し、来場者には公演パンフレットと共に寄付申込書が渡された。終演後には、組踊「執心鐘入」出演者らが出口付近で観客を見送り、公演関係者が「募金をお願いします」と声をあげた。
公演の琉球舞踊には文化功労者に選ばれた宮城能鳳さんらも出演。解説を担当する国立劇場おきなわ芸術監督の嘉数道彦さんは「皆さまのご協力、ご支援をいただけたら」と舞台上から寄付を訴えた。