高校男子陸上部監督が体罰、熊本 市立千原台高校

記者会見で謝罪する熊本市教育委員会の中村順浩健康教育課長(右)ら=7日午前、熊本市役所

 熊本市教育委員会は7日、市立千原台高校の男子陸上部監督の男性教諭(37)が、複数の男子部員に体罰を繰り返していたと発表した。市はさらに調査を進めた上で、処分する方針だ。

 市教委によると、4〜10月、練習中や合宿中に部員のほおを殴るなどの体罰を繰り返したとしている。生徒にけがは確認されていない。10月16日に匿名の通報があり、発覚した。監督は保健体育の担当。

 監督は市教委の調査に対し「激励して記録を伸ばしてあげたかった」と体罰を認めながらも「指示した練習がされていなかった」などと話しているという。10月28日以降は部活動の指導を自粛している。


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