舞鶴で次世代移動サービスの実験 アプリ活用、高齢者の足を確保

 オムロンと日本交通、京都府舞鶴市は5日、住民による送迎とバス、タクシーを組み合わせた移動手段を提供する実証実験を同市内で開始すると発表した。スマートフォンのアプリを活用した次世代移動サービス「MaaS(マース)」の一環。高齢化の進む地域で運転手不足の解消を狙う。

 来年4〜6月に実施。利用者はオムロンが開発したアプリで目的地までの交通手段を検索する。バスとタクシー、住民の送迎を組み合わせた複数の選択肢から移動方法を決めることができる。

 バスとタクシーは有料だが住民の送迎は無料。送迎した運転手は舞鶴市などでつくる協議会からガソリン代が支払われるなどする。


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