連合稽古に3大関そろう 高安は左肘に不安残す

二所ノ関一門の連合稽古で汗を流す高安(左)と豪栄道=福岡県大野城市の田子ノ浦部屋宿舎

 九州場所(11月10日初日・福岡国際センター)に向けた二所ノ関一門の連合稽古が1日、福岡県大野城市の田子ノ浦部屋で行われ、豪栄道、高安、貴景勝の3大関がそろって参加した。

 3度目のかど番となる高安は不安を抱える左肘にサポーターを着けて土俵へ。豪栄道といきなり大関同士で10番取ったが、本来の力強さが影を潜め「相手十分の相撲が多かった」と1勝のみだった。

 その後、幕内阿武咲らを続けて相手にし「思ったより感触は良かった。残すところも残せた」と前向きに話した。ただ、稽古を見た尾車親方(元大関琴風)は「どうしてもおっつけられちゃう」と左の弱さを指摘した。


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