核燃税収93億円と試算、むつ市 中間貯蔵施設、操業から5年で

 青森県むつ市は31日までに、同市の中間貯蔵施設に搬入される使用済み核燃料への新税に関し、税率案を決めた。試算では、2021年度以降とされる施設の操業開始から5年間で計93億7400万円の税収を見込む。

 課税を検討する市のプロジェクトチームによると、ウラン1キロ当たり受け入れで1万9400円、貯蔵で年間1300円を課す。

 今後、中間貯蔵施設を運営するリサイクル燃料貯蔵(むつ市)と協議し、19年度内に条例案を作成、市は来年度上期に市議会に条例案を提出する方針。


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