2019年10月30日 10:29 | 無料公開
星出彰彦さん
【ワシントン共同】来年５月から予定されていた宇宙飛行士、星出彰彦さん（５０）の国際宇宙ステーション長期滞在が、米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）の飛行士に交代したことが２９日、分かった。米企業２社が取り組む新型の有人宇宙船の開発が遅れている影響で、関係国が滞在要員を再調整した結果という。
星出さんは東京五輪・パラリンピックの大会期間中にステーションに滞在し、宇宙から大会を応援する可能性が高かったが、実現は厳しくなった。
新宇宙船の開発遅れに伴いステーションに滞在する飛行士数が減る恐れが発生。ＮＡＳＡが緊急時に対応できるよう経験豊富な米国の飛行士を提案した。
