日本の保育士の自己肯定感最低 18年OECD調査

 幼児教育や保育に関わる保育士や園長らに対し、経済協力開発機構(OECD)が実施した国際調査で「社会から評価されている」と回答した日本の保育士は31%にとどまり、仕事を巡る自己肯定感が韓国など8カ国中最低だったことが25日、分かった。

 保育士は日本国内の他業種と比べて給与水準が低い。子どもの命を預かる責任は重く、仕事の中身に見合わない低い給料が自己肯定感の低さにつながったと言えそうだ。

 2018年に調査。日本は保育士や園長ら約1800人が回答した。

 「社会から評価されている」と回答した割合が最も高かったのはイスラエルの75%。ノルウェー、トルコが続いた。


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