五輪の備品購入に10億円助成 JSC、サッカーくじで

東京都江戸川区に完成したカヌー・スラローム会場=7月撮影

 日本スポーツ振興センター(JSC)は21日、東京都内で助成審査委員会を開き、東京五輪・パラリンピックの競技用備品の購入に2019年度から2年間で最大10億円を助成することを決めた。スポーツ振興くじ(サッカーくじ)の売り上げによる助成金を活用し、東京都と大会組織委員会に5億円ずつ振り分ける。備品の一部は大会後に全国のスポーツ施設で利用する。

 大学スポーツの統括組織「大学スポーツ協会(UNIVAS=ユニバス)」には、19年度から最長で21年度まで、年度ごとに最大1億円を助成する。

 サッカーくじの19年度の助成額は最大で過去最高の約311億円に上る見込み。


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