2019年10月16日 20:13 | 無料公開
経済産業省は16日、関西電力の金品受領問題で、近畿経済産業局から福井県高浜町に出向していた職員らを含め、問題の中心となった同町の元助役森山栄治氏(故人)と面識があったかどうかなどを省内で調査していると明らかにした。資源エネルギー庁の担当者が、国会内で同日開かれた野党追及チームの合同ヒアリングで答えた。
野党議員が同町に出向していた経産省職員の存在を指摘。関電の昨年の報告書内容や金品のやりとりについて「知っていたのではないか」と問いただしたのに対し、エネ庁担当者は「職員が何をどこまで知っていたかは調査中」と述べた。調査対象の範囲や期限は明らかにしていない。