アラビアオリックス死ぬ 福岡市動物園、最高齢の16歳

死んだ国内最高齢のアラビアオリックス「ジョリー」=2018年9月(福岡市動物園提供)

 福岡市動物園は15日、飼育していた国内最高齢16歳のアラビアオリックスの雄「ジョリー」が死んだと発表した。死因は調査中だが、老衰とみられる。一般的な寿命は20歳程度だという。

 園によると、5月に立ち上がることができなくなり、治療を続けていた。10月からは食欲が低下して衰弱し、15日朝、死んだのが確認された。

 ジョリーは2003年9月に横浜市の金沢動物園で生まれ、05年6月に福岡市動物園に来た。国内でアラビアオリックスを飼育するのは両園のみで、国内最高齢は金沢動物園の12歳の雄「ラリー」になった。


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