東証大幅続伸、半年ぶり高値 米中摩擦激化への懸念後退

東京証券取引所

 連休明け15日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅に3営業日続伸し、節目の2万2000円台を回復した。米中の閣僚級貿易協議の部分合意を好感する買い注文が膨らんだ。終値は408円34銭高の2万2207円21銭で、平成最後の取引だった4月26日以来、約半年ぶりの高値を付けた。

 一方、台風19号は国内に大きな被害を及ぼし、経済活動への影響が懸念された。生産設備の一部が浸水した電子部品大手や、多数の店舗が営業を中止した外食チェーンなどの株価が下落した。

 東証株価指数(TOPIX)は24・93ポイント高の1620・20。出来高は約12億8400万株。


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