2019年10月15日 11:47 | 無料公開
菅義偉官房長官は15日の記者会見で、台風19号の千曲川堤防決壊に伴いJR東日本「長野新幹線車両センター」で北陸新幹線の車両120両が水に漬かったことに関し「(JR東自ら)防災対策が万全だったのか検証していくべきだ」との認識を示した。
センターはJR長野駅の北東約10キロ、新幹線沿いにある。営業運転を終えた車両を収容する施設で、検査の機能も持つ。
菅氏は浸水面積の約4割で排水が完了したとの報告を受けたと説明。北陸新幹線全線の早期再開に向け、JR東に「速やかな復旧作業を求めたい」と語った。