菅氏、JR東の防災対策検証必要 新幹線車両センターの浸水で

 菅義偉官房長官は15日の記者会見で、台風19号の千曲川堤防決壊に伴いJR東日本「長野新幹線車両センター」で北陸新幹線の車両120両が水に漬かったことに関し「(JR東自ら)防災対策が万全だったのか検証していくべきだ」との認識を示した。

 センターはJR長野駅の北東約10キロ、新幹線沿いにある。営業運転を終えた車両を収容する施設で、検査の機能も持つ。

 菅氏は浸水面積の約4割で排水が完了したとの報告を受けたと説明。北陸新幹線全線の早期再開に向け、JR東に「速やかな復旧作業を求めたい」と語った。


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