表現の不自由展が終了 一時中止、補助金問題も

「表現の不自由展・その後」の入場者を選ぶ最後の抽選の当選番号発表に集まった大勢の鑑賞希望者=14日午後、名古屋市

 企画展「表現の不自由展・その後」を開催していた国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」は14日、75日間の会期を終えて閉幕した。不自由展は元慰安婦を象徴する「平和の少女像」などの展示に抗議が相次ぎ、一時中止に追い込まれた。また、文化庁は「県の申請手続きの不備」を理由に芸術祭への補助金不交付を決めた。

 今月8日の再開に当たり、入場者を抽選で選ぶガイド付きツアー方式を導入し、14日までに延べ1万3297人が抽選に集まった。


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