台風で2人死亡、けが84人 人的被害相次ぐ、9人不明

 台風19号に伴う突風や河川の増水などの影響による12日の人的被害は、千葉県市原市での竜巻とみられる突風と群馬県富岡市の土砂崩れで計2人が死亡、負傷者は共同通信の集計で27都府県の84人となった。土砂崩れや川に流されたことによる行方不明者は計9人に上った。

 市原市では午前8時すぎ、竜巻とみられる突風が発生し、車が横転して50代の男性が死亡した。この突風では女性(72)が足の骨を折ったほか、子ども3人を含む計8人が負傷した。

 富岡市では同日午後、土砂崩れで3人が行方不明となり、うち男性1人の死亡が確認された。


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