米民主党、召喚状連発で圧力 弾劾「調査妨害」対象に

 【ミネアポリス共同】野党民主党が多数派の米下院委員会は10日、トランプ大統領のウクライナ疑惑を巡る弾劾調査で、ペリー・エネルギー長官やトランプ氏の弁護士の関係者らに文書提出を命じる召喚状を相次いで出した。調査に協力しないトランプ政権に対し、拒否すれば「調査妨害」だとして弾劾理由になると圧力をかける戦略だ。

 下院委は、疑惑で問題となっている7月のトランプ氏とウクライナのゼレンスキー大統領との電話会談は、ペリー氏の要請で実施したとトランプ氏が説明していると指摘。ペリー氏は5月、ゼレンスキー氏の就任式にも出席しており、関連文書の提出を求めた。


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