8〜9月の大雨を激甚指定 被災地の早期復旧を支援

 政府は11日、千葉県を中心に大きな被害をもたらした台風15号など8〜9月の大雨を、激甚災害に指定すると閣議決定した。佐賀県などを襲った記録的豪雨や台風10、13、17号も含め、一連の災害とする。被災自治体の復旧事業に対する国庫補助率を通常より1〜2割程度引き上げ、地方の財政負担を軽くすることで早期復旧を支援する。

 具体的な対象期間は8月13日から9月24日まで。農地や林道、農林水産関連施設の復旧支援については、地域を限定しない激甚災害(本激)とする。

 公共土木施設被害は、佐賀県多久市、大町町を対象に局地激甚災害(局激)に指定する。


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