仲邑菫初段、国際棋戦で敗退 北京で中国の強豪と対局

夢百合杯世界囲碁オープン戦の本戦トーナメントで中国の李軒豪七段(左)に敗れた仲邑菫初段=10日、北京(共同)

 【北京共同】囲碁の最年少プロ、仲邑菫初段(10)が10日、中国・北京で開かれた国際棋戦、第4回夢百合杯世界囲碁オープン戦の本戦トーナメントに臨み、中国の強豪、李軒豪七段(24)と対局し敗れた。対局後「(李七段は)強かった。もうちょっと力を付けたい」と感想を述べた。

 李七段は前回トーナメントで4強に勝ち進んだ実力の持ち主。仲邑初段について「私が10歳のころより強い。中盤は良かったが、いくつか打った手が悪かった」と振り返った。トーナメントには7カ国・地域の男女64人が参加。世界トップクラスの柯潔九段(22)も参戦しており、仲邑初段の対局をのぞく場面があった。


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