2019年10月10日 19:22 | 無料公開
「山形国際ドキュメンタリー映画祭」の開会式に集まった観客=10日午後、山形市
アジア初のドキュメンタリー映画の祭典として知られる「山形国際ドキュメンタリー映画祭」が10日、山形市内で開幕した。日本初公開の作品など国内外の176本を市内9会場で上映予定。17日まで。
1989年から隔年で開かれており、16回目。開会式では、観客約400人とともに30年の歴史を振り返るスライドショーが、金管楽器の演奏付きで流された。映画祭を主催する認定NPO法人の阿部宏慈理事は「期間中は世界中の多彩な作品を紹介する。互いに文化や思いを互いに尊重し合える世界を作っていくきっかけになることを祈念する」と開会を宣言した。