米国務省、文書提出応じず ウクライナ疑惑、民主批判

ブリュッセルの空軍基地に到着したトランプ米大統領(右から3人目)ら=2018年7月(AP=共同)

 【ワシントン共同】米下院のエンゲル外交委員長(民主党)は6日、対ウクライナ圧力疑惑を巡るトランプ大統領の弾劾調査で、ポンペオ国務長官が疑惑の関連文書の提出に応じていないと批判した。CBSテレビに出演して語った。トランプ政権から協力が得られない中、民主党からは、さらなる内部告発者の出現に期待する声が上がっている。

 文書提出は下院の外交、情報特別など3委員会が9月下旬に召喚状を出して要求、10月4日が期限だった。エンゲル氏は、文書提出を求めて国務省と協議を続けていると明かし、「ポンペオ氏が協力すると期待している」とくぎを刺した。


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