中朝国交、6日に樹立70年 平壌では記念切手を販売

中朝国交樹立70年を記念し、平壌市内の中国大使館前に掲示された写真=5日(共同)

 【平壌共同】中国と北朝鮮は6日、国交樹立から70年を迎える。節目の年だが、5日の段階で要人の往来などは両国から発表されておらず、どのような記念行事が開かれるかは不明だ。

 北朝鮮の首都、平壌市内の切手販売店では70年の記念切手の販売が最近始まったほか、中国大使館前にもこれまでの首脳会談の写真などが掲示されていた。一方、街頭に掲げられたスローガンは「自力更生」など国内の結束を訴えるものが目立った。

 国交樹立60年の2009年は当時の温家宝首相が訪朝した。北朝鮮は今回も李克強首相の訪朝を要請したとされるほか、金正恩朝鮮労働党委員長が訪中するとの観測も出ていた。


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