日本ハムの実松が引退記者会見 「プロ21年、自信にしていく」

引退会見で笑顔を見せる日本ハムの実松一成2軍育成コーチ兼捕手=26日、札幌市内の球団事務所

 今季限りで現役を引退する日本ハムの実松一成2軍育成コーチ兼捕手(38)が26日、札幌市内の球団事務所で記者会見を行い「誇れる成績は何一つ残せなかったが、21年間、プロ野球界に居られた。これだけは自信にしていきたい」とすっきりした表情で語った。

 自らを「守備の人間」と評すが、今季終盤に「投げるのがしんどくなってきた。守備ができないイコール野球ができない」と引退を決断した。今後は未定としつつ、指導者への希望を口にした。

 佐賀学園高から1999年にドラフト1位で日本ハムに入団し、2006年にトレードで巨人に移籍。18年に日本ハムへ復帰した。


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