貴ノ富士関要望書に師匠関与せず 付け人に暴行、寛大処分求め

貴ノ富士関

 大相撲で付け人の序二段力士に暴力を振るった十両貴ノ富士関(22)=本名上山剛、栃木県出身、千賀ノ浦部屋=が代理人を通じ、寛大な処分を求めて日本相撲協会に要望書を提出した件で、師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)は25日、「何も聞いていない」と関与していないと説明した。

 協会コンプライアンス委員会が調査し、26日の理事会で処分が決まる見通し。貴ノ富士関は昨年にも付け人を殴打して1場所出場停止処分を受けており、2度目の今回は重い処分が下る可能性が大きい。千賀ノ浦親方は処分について「協会に任せている」と話した。


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