貴ノ富士関、スポ庁に上申書提出 暴力問題、適切な措置求める

 大相撲で付け人力士に暴力問題を起こした西十両5枚目の貴ノ富士関(22)=本名上山剛、栃木県出身、千賀ノ浦部屋=が25日、適切な措置を求めてスポーツ庁に上申書を提出した。日本相撲協会のコンプライアンス委員会や師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)から引退を勧告されているとし、24日には同協会に寛大な処分を求める要望書を提出した。

 上申書によると、貴ノ富士関は付け人の序二段力士がしっかりとあいさつをしなかったことなどを理由に頭をげんこつでたたいたという。代理人弁護士は「処分を受けるのは覚悟しているが、少なくとも引退勧告や懲戒解雇は行き過ぎ」と述べた。


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