投球制限方針に一定の評価 スポ庁長官「議論の余地」も

 スポーツ庁の鈴木大地長官は24日、日本高野連の有識者会議の提言に春夏の甲子園大会と地方大会を対象に「1週間で500球」の投球数制限導入が明記されることになったことを受け「少しずついい方向に来ているんじゃないか」と一定の評価をした。「ただ、これで十分かというと、まだ議論の余地もある」とも述べ、導入された場合には現場の取り組みを注視し、検証が必要との認識を示した。

 鈴木長官は高校野球で投手の連投や投げすぎが懸念されている問題で、過密な試合日程の見直しを含めた改革の必要性を訴えている。


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