2019年9月21日 19:28 | 無料公開
「世界アルツハイマーデー」でオレンジ色にライトアップされた世界遺産で国宝の姫路城=21日夜、兵庫県姫路市
認知症への正しい理解や、患者と家族への支援を広めようと「世界アルツハイマーデー」の21日夜に、世界遺産で国宝の姫路城(兵庫県姫路市)が認知症啓発のシンボルカラーであるオレンジ色にライトアップされた。
公益社団法人「認知症の人と家族の会」(京都市)が、京都タワー(京都市)や万博記念公園(大阪府吹田市)の「太陽の塔」など全国各地の観光名所のライトアップを呼び掛けており、姫路城では4回目。
ライトアップを主催した、ひめじ認知症啓発協議会の田中洋三さんは「温かい見守りや手を差し伸べることで、認知症の人が十分安心して暮らせる環境をつくることが大切だ」と話した。